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2011年09月16日

CentOSかScientific Linuxか

久々にブログを更新する。

個人で利用するサーバ用途のOSとしては、有償ならWindowsサーバとか
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) とかSuSE Linux Enterprise Server (SLES)
などを利用するのだろうが、そんなものにかけるお金があるなら、同等の
機能を持つ無料のOSを使い、余ったお金は他のことへ有効利用しよう
というのがこのブログの趣旨だ。

さて、そうした観点から現在(2011年10月時点)の状況を見ると
無料で提供されるサーバ用途のLinux OSのトップにあったCentOSが
RHELのリリースに追いつけずに苦戦している。

そして、いつの間にかCentOSよりも早く RHEL6 対応を成し遂げた
Scientific Linux に注目が集まっている。


もう少し具体的にみてみよう。

Red Hat Enterprise Linux
  • RHEL 6.0                    -   2010/11/10
  • RHEL 5.6                    -   2011/01/13
  • RHEL 6.1                    -   2011/05/19
  • RHEL 5.7                    -   2011/07/21


Scientific Linux

  • Scientific Linux 5.7 -  2011/09/14
  • Scientific Linux 6.1 -  2011/07/28
  • Scientific Linux 5.6 -  2011/06/21
  • Scientific Linux 6.0 -  2011/03/03


CentOS
  • CentOS 5.7          -  2011/09/13
  • CentOS 6.0          -  2011/07/10
  • CentOS 5.6          -  2011/04/08


Red Hatは2010年11月にRHEL6.0を、2011年1月にRHEL5.6をリリース。

CentOSはアップデートをCentOS 5の方から進めているのに対して
Scientific Linuxの方はSientific Linux 6の方から進めていた。

まずScientific Linuxが2011年3月にSientific Linux 6.0を
リリースする。

この段階ではCentOSの方はまだCentOS5にもCentOS6にも動きが
なかった。

そうこうしている内に2011年4月にCentOSがCentOS 5.6をリリースする。

この段階では、CentOSはCentOS5の方から作業を進めたのだろうという
ような予想はあり、間もなくCentOSもCentOS6をリリースするのでは
ないかと思われた。

しかし期待に反してCentOS6は6月になってもリリースされなかった。

一方Red Hatは5月には RHEL6.1 をリリースする。

7月10日になってようやくCentOS6.0がリリースされる。

Scientific Linuxは7月後半には Scientific Linux 6.1 をリリースする。

CentOSの6.1対応は現時点でまだ行われていない。


こうした事情からCentOSからScientific Linuxに乗り換えたユーザも
かなりあったと思われる。

しかし、そう簡単ではないのである。

9月には Scientific Linux の開発の中心人物 Troy Dawson氏が何と
Red Hat社に移籍してしまうのである。

したがって Scientific Linuxの今後については RHEL6.2 がリリースされた
後の状況を見るまで保留状態である。

といっても、CentOSとScientific Linuxの乗り換えはほとんど問題なく
行えるので、どちらを選んでいても将来問題になるようなことはない。


posted by パソコンマニア at 14:49 | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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